体験談 フェアトレード - by 牛山
バングラデシュのフェアトレードの現場
実際にフェアトレード工場や、大手企業の工場を見たいという思いから、衣類産業の盛んなバングラデシュへ。
現地では工場に加え、バングラデシュ最大のNGOであるBRACの取り組みや、伝統の残る農村を訪問しました。
フェアトレードショップ aranya 訪問
フェアトレードショップ aranya へ
バングラデシュの首都、ダッカに深夜便で到着し、滞在先であるグルシャン地区のゲストハウスに到着後、
睡眠を取りさっそく市内にあるフェアトレードショップ aranya (アランヤ) へ行きました。
【通りからみる aranya のお店の外観写真】

aranyaは、バングラデシュの名産品であるジュートで、バングラデシュの伝統衣服を作り、
フェアトレードと言っても、海外向けに製品を作らず、国内で販売している服のメーカーです。
aranya http://www.aranya.com.bd/
ダッカのボナニ地区の大通りに面しているお店で、リキシャを使えば、
グルシャン1から10〜15分ほどで行けます。慣れれば歩いていける距離です。

店舗の一階には小さな工場があり、見学させてもらうことができました。
写真のように、染色や縫製等、全部手仕事で行われています。

特に印象だったのは、従業員の顔。 皆、楽しそうに働いていました。
保険制度等が充実していないバングラデシュですが、
aranyaでは正当なお給料と、社員保障の制度がしっかりなされていました。
さすが、フェアトレードというだけあります。

商品も一つ一つが違った風合いを持っていて、とてもすてきでした。
市内では西欧人を見かけませんでしたが、このお店にはたくさんの西欧人がいらっしゃっていました。
皆さんもバングラデシュに行った際には、aranyaで伝統衣服を購入して過ごしてみてはいかがでしょうか。

aranyaは、バングラデシュの名産品であるジュートで、バングラデシュの伝統衣服を作り、
フェアトレードと言っても、海外向けに製品を作らず、国内で販売している服のメーカーです。
aranya http://www.aranya.com.bd/
ダッカのボナニ地区の大通りに面しているお店で、リキシャを使えば、
グルシャン1から10〜15分ほどで行けます。慣れれば歩いていける距離です。

店舗の一階には小さな工場があり、見学させてもらうことができました。
写真のように、染色や縫製等、全部手仕事で行われています。

特に印象だったのは、従業員の顔。 皆、楽しそうに働いていました。
保険制度等が充実していないバングラデシュですが、
aranyaでは正当なお給料と、社員保障の制度がしっかりなされていました。
さすが、フェアトレードというだけあります。

商品も一つ一つが違った風合いを持っていて、とてもすてきでした。
市内では西欧人を見かけませんでしたが、このお店にはたくさんの西欧人がいらっしゃっていました。
皆さんもバングラデシュに行った際には、aranyaで伝統衣服を購入して過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 2011/11/12
大手企業の下請け工場
大量生産型の工場見学
この日は、ダッカ市内にある衣類生産の工場を見学しにいきました。
卸先は、GAPやオールマート等で、デニムはアメリカ企業に多く卸されています。
Florida Fashion
Florida Fashionは、ジャケットやスカート等の衣類製品や、バッグ等のアイテムも生産している会社です。
取引先は、GAPやオールマート等。
従業員は20〜30代の男女が中心。労働環境はそれほど悪くはないようでしたが、
aranyaに比べると従業員の顔が心無しか暗かったですね。
インタビューをしたところ、ほとんどの人が選んで職に就いたわけでなく、仕事が選べなかったそうですね。
大手企業の下請け業者ということでかなり悲惨な状況を想像していましたが、
思ったよりも労働環境は改善されているようです。
ここで働く人たちが、aranyaの従業員と同じ気持ちで働けるようになったらいいですね。
MAB GROUP
主にアメリカ企業へデニム生地を卸している会社です。
ここの労働環境は、あまり良くありませんでした。
騒音や、ダスト、そして化学染料による水質汚染等が...従業員も皆くらい顔をしてました。
しかし、冷静に考えると、日本でも同じような光景に出会いますね。もちろん、給与は段違いでしょうが...
いち早くバングラデシュの人々がたのしく仕事ができる環境が整う事を願ってます。
- 2011/11/14
![]() |
1 |
![]() |
2 |
![]() |
3/4 おもしろくなさそうな労働者の写真(4’) |
![]() |
5/6 |